ちょっぴり会話が楽しくなるスキルです。
「好き嫌いはありますか?」と聞かれて、あなたはどう答えますか?
「納豆が嫌い」
「ニンジンが嫌い」
と、嫌いなものを答えますよね。まぁ普通だと思います。
タイトルにもあるとおり、今回は「好き」なものを答えてみようのお話です。
「好き嫌い」とは
・好きであること嫌いであること
・転じてえりごのみ
この質問を繰り出す側の気持ちを考えてみよう
「好き嫌いありますか?」
主に食べ物に関して、この質問は繰り出される。
「好き嫌いはありますか?」と言う人の気持ちはどうだろう
- 好きな物を食べて(嫌いな物をよけて)楽しんで
- 苦手な食べものを注文しないように
- アレルギーがある食べものを注文しないように
- 相手の事をもっと知りたい
会話が途切れたときに、繰り出すこともあるでしょうが、本質は、相手のことを気遣った質問です。
あまりよく知らない人との会話シーンで登場することが多い、仲良くなるためのとっかかりのような質問です。
あまり親しくない方との、会食やコンパ、リモート飲みなどでも、登場する話題です。
思い込みを捨てて「好きなもの」を答えよう
「好き嫌いはありますか?」
始めて合う人や、営業での食事会、合コンなどでも、ふいに沸いてくるこの話題。
「好き」とか「嫌い」とかを聞かれているので、「好き」を答えたっていいんです。
嫌いな物を聞かれてるんじゃないの?と、どこか不安、そんな気持ちがどうしてもぬぐえないうちは、好きも嫌いも一緒に伝えるようにしてみましょう。
「グレープフルーツジュースが好きです、炭酸が入っているのは苦手で~」
と、好きなものを言ったあとに、苦手なものを続けるようにすると、苦手な物も一緒に伝えられます。
「ニンジンが嫌いな、佐藤さん」と覚えられるよりも
「煮卵が好きな佐藤さん」と覚えてもらった方が、なんとなく印象が良いとおもいませんか?
楽しい気分になりますよね!
「私、ここの唐揚げが大好きで~、田中さんは、好きな食べ物ありますか~?」と、ついでに、その場に居る人たちの好きな食べものを聞けるチャンスも訪れます。
今後おつきあいが続いていくうちに、贈り物をもらうこともあるかもしれない。
相手方が好きなモノを知っているから、贈り物選びもしやすいのだ。
こちらも、相手の嫌いな物ではなく好きな物が覚えられて、なんだか気持ちいいですよね。
ナチュラルにこれを実践していた大先輩がいる
「好き嫌いはありますか?」と聞かれて
「肉が好き」
と、間髪入れずに答えていた人が居る。
「金は100しゃい。銀は100しゃい。」で、一躍ブームとなった「金さん」か「銀さん」でした。とっても可愛らしい女性でした。
私はこのとき初めて「きらいなもの」ではなく「好きなもの」を答えた方を、目にしたのです。
目から鱗だった。
「好き嫌いある?」と聞かれているので、
どうせなら、気持ちの良い方を答えたいと思う。
この金さん銀さんの映像を見てから、いつでも好きな物を答えるようにしています。
あなたの好きなものは何ですか?
「好き嫌いある?」と、聞かれて「嫌いなモノ」を答えなければいけないルールはどこにもなくて、日本人の慣習みたいなもんなんですよね。
次に「好き嫌いありますか?」と聞かれたことがあったら、ぜひ「好きな物」を答えてみてください。「おっ。こいつおもしろいな」
と、思ってもらえて、相手の記憶にも残りやすいですよ。