このブログで記事を書き始めて、やっとこのサイトも20記事以上がストックできました。
増えていく記事が、どんどん私の影武者のように24時間収益を得てくれると嬉しいので、今後も内容を増やしていきたい!
実は、このレンタルサーバーを借りて10年以上、経ってます。
しかし、実働はここ2ヶ月くらいです。
10年近く、どうでも良いことにこだわってしまい、いつまでも収益の出ないサイトのために、レンタルサーバーやドメインの費用を支払い続けてしまいました。
この間、コツコツ記事を増やしていたら、どれくらい収益があったのだろうか……。と、考えるともったいないばかりです。
そこで、趣味や仕事でWEBに携わったことがあるからこそ、アフィリエイトサイトがなかなか作れない理由を振り返って反省してみました。
収益を一番に考えるなら、要らぬこだわりは捨ててしまいましょう。
敗因1:WordPressインストールして満足
WordPressの仕組みが楽しかった、ちょっと触って満足。
始めた当時はまだ、ブログと言えばMovableTypeが全盛期の時代で、チラッとWordPressの話題が飛び込む程度でした。
初めてWordPressに触った頃は、インストールはFFFTPなどの転送ソフトを使い、パーミッションを設定してという世界です。
今のように素人さんが、ワンクリックでインストール出来る時代ではありませんでした。
必要なファイルをDLして、自分のサーバーにUPして、動いたところで、満足してしまった。
この、作業が出来る自分スゴイみたいなねー・・・・・。
自己満足。
それで完結してしまったのです。
で、怠惰な正確が重なりレンタルサーバーとドメインは、契約したまま10年以上過ごすことになる。
敗因2:ウィジットの仕組みに感動して作ろうとする
WEBデザイナーの私としては、やはり一番気になるのがサイトの見た目。
当時、未だ良くわからないWordPressのウィジットとやらを、ぐぐりながら使ってみた。
カテゴリーやタグや、自分の書いたHTMLを、ブロックのように配置し、更新ボタンをクリックすれば、全ページに反映される。
今はないが、1投稿ごとに更新するボタンや、サイト全体を一括更新するボタンがあった。
DeamWeaverのテンプレートのような機能がCMSで出来てしまう。
とても感動した。
そこで、自分でウィジットを作ろうとした。
設計しはじめたものの、飽きてしまう。
肝心のサイト内容は、Hallo World! 並のものしかなく、アフィリエイトの種にもなりやしないものだった。
敗因3:WordPressの動作の遅さに負ける
今でこそ、ハイスペックPCやスマホがあり、かなり最適化されたWordPressを使うことが出来るが、当時のWordPressは、ものすごく動作が重かった。
自宅の回線もADSLだったかもしれない。
ひとつ何かをカスタムするごとに、たばこ1本吸えるほどの「サイト全体の一括更新」。
萎える要因としては、申し分なかった。
当時はまだまだ、よちよち歩きのWordPressだったし、仕方が無い。
敗因4:DreamWeaverで新たに作り始める
敗因3で述べた、遅さの問題や、先々作っておいた方が更新が楽な気がする作業を先にやってしまったりしていた。
そして、肝心のコンテンツは何一つありませんでした。
とうとうWordPressの使いにくさにサジをなげ、DreamWeaverで、ゼロからワイヤーフレームを作り始めてしまうのです。
こなれた作業の方が早いだろう。という安易な考えです。
しかし、これは本業の反復になるところが多く、やはりデザインにこだわってしまって、飽きてしまいます。
それからまたも数年放置です。
敗因5:アフィリエイトサイト以外を理由に放置
頭の片隅にアフィリエイトで副収入があったのですが、数年なかなか作業は進みませんでした。
思い出してはちょっといじって、また放置。
これの繰り返し。
もともとWEBの知識は独学で勉強しました。
その知識でこなす本業が楽しかった。
テレビを見るのが楽しかった。
家に帰ってまでパソコンの前に座ることがおっくうになった。
スマホゲームが楽しかった。
など、本当に真剣味に欠ける理由がやまほどあります。
もし、あの時、サイトを立ち上げていたなら、収益を得ていたかもしれない、サイトを立ち上げていたら、スマホゲームをしている間も、収益が発生していたかもしれないのに、 と思うと、なかなか悔しいものです。
まさに、暇な時間の使い方が人生を変えるのです。
まとめ
内容よりもWEBデザイナーとして、綺麗なサイト、綺麗なソースコードを作ること、自分で作ることに重点を置いてしまいました。
中途半端に知識があったからこそ、見た目や仕組みにこだわってしまった。
それほど、アフィリエイトに本気では無かった。
本業が楽しかった。
などと、理由もありますが、一番は、片手間で出来るだろうと高をくくっていた。のだと思います。
広告収益を目的としたサイトであっても、内容は真剣に作らなければ、何の意味もありません。
私は、WEBの仕事に携わって十数年。
なまじ知識があるからこそ、見た目やソースやトレンドをふまえた、かっこよさにこだわってしまった。
しかし、サイトはいつまで経っても完成すること無く……。
ほぼ無駄に10年以上レンタルサーバーとドメインの料金を支払い続けてしまったのです。
もし、10年以上前から、コツコツ記事を書いていたら……。
と考えると、増えているはずの収入は一体いくらだったのでしょうか。
もったいない限りです。
こだわってサイトを公開できないでいるうちに、WordPressはどんどんバージョンアップされ、使いやすいテーマもプラグインも増えました。
なまじ知識があるからこそ、サイト構築までに要する時間を食ってしまう。
ユーザーが気に入るサイトではなく、自分が気に入るサイトを作ろうとしたため、いつまでたってもまともなサイトに仕上がらず、収益にも繋がらない。
こんなことのないように、
中途半端に知識がある方こそ、ついつい カスタムしたくなる気持ちをぐっとこらえて、既存のテーマやプラグインを、どんどん使いましょう。
中途半端に知識があるからこそ、その作業は数時間で済むと思います。
今年に入って、このサイトが続いているのは、カスタマイズしたい気持ちをぐっと抑えて、既存のテーマと既存のプラグインのおかげだと思っております。
この2つのおかげで、日々Google Analyticsや GoogleAdSense を開と、ワクワクすることができています。
専業ならまだしも、副業、お小遣い的にアフィリエイトサイトを立ち上げるなら、時間をかからない方を選び、ページを閲覧するユーザーには何ら関係の無い、デザインやソースコード、オリジナルプラグインに力を注ぐよりも、コンテンツの充実に力を入れた方が、収益を得る近道です。
とりあえずサイトは公開した方がいいですよ
そりゃ、昔よりはユーザー目線で検索結果を選ぶようになったので、METAタグの重要度はあがってるし、新しいMETAタグも増えている。
しかし、Googleさんは、サイトのデザインがカッコイイからって、検索上位にしてくれるわけでもない。
ソースが綺麗だからって上位に表示してくれるわけじゃない。
(無駄のないソースは大事ですが)
多少の知識があるあなたなら、WordPressのインストールや設定。プラグインの追加。テーマの変更など、あっという間に出来てしまうでしょう?
広告を挿入するなんて、たやすいことではないでしょうか。
最近のGoogleさんは、中身がいかにユーザーにとって有益な情報であるかどうか、ユーザーが喜ぶかという点で検索順位を決めています。とか、いったことは、既にご存じのハズです。
・WordPressで作るか、DreamWeaverで作るか悩む時間
・テーマを作る時間
・プラグインを作る時間
・オリジナルの画像やアイコン作成
などなど、
WEBのお仕事に携わって知識があるからこそ、やりたくなってくることが、何かをする都度、顔を出します。
収益を考えるなら、とりあえずのところ、そこはぐっとこらえましょう。
もっと内容が濃くなってから手をかけても、なんら問題の無いところです。
とりあえず、サイトを立ち上げて内容を濃くして、Googleさんにインデックスしてもらって、
アドセンスだって、サイトの内容が薄いと利用できませんから。
一番大切なのは、あなたの作ったページを見た方が喜ぶ情報があるかどうかです。
コツコツ、公開したコンテンツや記事が、実際に収益を得るまでには少し時間がかかりますから、まずは、既存のプラグインをばしばし使って、簡単にサイトを作り、コンテンツの充実に力を入れましょう。
カスタムはそれからだって決して遅くはありません。