このサイトでは、もっと他のネタを書こうと準備していたのですが……、つい最近、私の体に胆石が発見されました。
まさか自分が!
と、驚いています。熱いうちに書こうと思います。
子育てもひと段落付きいた私は40になったばかり。
会社の先輩方からは、「そろそろ、病院と仲良くなる年頃よね~」 と言われる年代に差し掛かりました。
これから、自分の体と向き合っていかなければならないのです。
可愛い娘のためにも、未来にできるかもしれない孫のためにも、自分の体を見直さなければなりません。
私が倒れたら悲しむのは誰か?
1人しかいない娘を一人にしてしまう。なんてことがあってはいけません。
倒れている場合じゃないのです。
大切な家族のためにも健康で居ることは大事なことだと思います。
胃潰瘍の痛みと胆石の痛みの違い
今回の胆石発見までに、私は2008年に胃潰瘍を患っています。
胆石も胃潰瘍も両方経験しました。
同じ腹痛でも、少し様子が違うので、それぞれの痛みの特徴をまとめてみました。
胃潰瘍の痛みの特徴
- 「食べ過ぎたかな?」「少し疲れてるのかな?」と、思うような小さな痛みからはじまります。
- ほんのりした、痛みが日を追うごとに増してきます。
人によって違うのでしょうが、何日、何ヶ月とかけてゆっくりと、体調が悪くなっていくイメージです。
最終的には、夜に1度 のどの奥が熱い、息ができないことがありました。
この最終的な痛みは、胆石の痛みに比べて数分と短いものでした。
翌日なにもなかった。普段通り通勤しました。
しかし、今まで経験したことの無い痛みだったので、心配になり。
暇を見て病院に行き胃潰瘍が判明しました。
もっと詳しい特徴はこのような感じでした。
- お腹が痛い
- みぞおち辺りが痛い
- お腹がいっぱいになると痛みが治まる
- お腹がすくとお腹がいたい
- 胸が点々とチクチクする。常にではなくタイミングも時間も場所も点々とチクチクします)
- 飲み物を飲むと治る
- 油っこいモノを食べるとほんのり胃のあたりが痛くなる
- 胆石の痛みにくらべると弱い
- 数分熱いような痛み
私が胃潰瘍になった時には、急にお腹が痛くなるようなことはありませんでした。
「なんだか、最近けだるいなぁ~」
「おなかの調子が良くなさそうだなぁ~」
「でもご飯はおいしいなぁ~」
「最近疲れてるのかなぁ~」
くらいの
ほんのり体調が悪い状態を思わせる変化が連日続き、お腹がすいたときの痛みが日を追うごとに強くなる感じです。
ちょっと疲れてるのかな?で、済まそうと思えば済みそうな変化です。
胆石の痛みの特徴
- 少しむかむかする→気持ち悪いかも→なんか苦しいが、数分~数十分の間に激痛に代わる。
- よだれが増える気がした
- 夜に起こることが多い(3回中3回とも夜)
- みぞおちカーーーーッと熱い痛み
- 胸の下あたり(みぞおち)締め付けられるような気がする
- 食生活によっては痛みが続かない
- 鶏のから揚げ(油っこいもの)を食べた夜に激痛に襲われる
- 胸は痛くない
- 痛さのせいか息苦しい気はする
- 消化が終わった朝になると痛みは治まっている(空腹時には痛くない)
- 脂っこいものでなければ、満腹でも痛くない
私が経験した胆石の痛みは、このような感じでした。
胆石の場合は、噂通りまさに突然痛みが襲ってきます。いままでとても静かに体に居座って居たのです。
胃潰瘍のジワーーっと日数をかけて痛みを増していくタイプとはちがい、急に突然、痛みがおそってきます。
3回中3回とも、夜 あれよあれよという間に、動けなくくらいみぞおち辺りが痛くなるのです。
おそらく、痛み止めなどを飲まないと耐えられないと思います。
私は、常備している家庭用のロキソニンを飲んでやりすごしました。
おそろしいのは、昨日まで普段通り暮らしていたのに、ある日突然腹痛(みぞおち辺り)がやってくるということです。
ちょっとした説明の仕方で誤診もありうる
言葉で説明しようとすると「おなかが痛い」で、どちらも済んでしまいがちです。痛みが起こる場所も非常に似ています。
今回の診察で、「急に」という単語を使っていなければ、1回目の診察でエコー検査が行われなかったかもしれません。
もしかしたら、なんら無事な胃を検査し、MRIをし、痛みの原因を探っていくことになっていたのかもしれません……。
だとしたら、医療費の無駄ですね。
運良く「急に痛くなるんですよ~」と、私がつぶやいたことにより、たまたま。エコー検査につながり、早いうちに痛みの原因を突き止めることが出来ました。
無駄な検査をしなくていいように、医師の診察ではできるだけ、たくさんの単語を使って、正確に伝えることが大事ですね。
犯人は鶏のから揚げと思っていた
2度目の痛みの最中に、思い返せば、どちらも”鶏のから揚げ”を食べた夜にお腹が痛くなっていた。
前回の経過
夜20:00頃 ラーメン屋さんで辛いラーメンとから揚げを1つ食べる
夜0:00過ぎ お腹の痛さで目が覚める
~朝まで 痛みで目覚めては眠るを繰り返す
翌朝7:00頃 痛みが治まり普段通り出勤
今回の経過
夕方18:00頃 おうちで鶏のから揚げ、チラシ寿司など食べる。
夜22:00頃 気持ち悪くなる→激痛に変化。ロキソニンとパンシロンを飲む。
夜23:30頃 痛みが引きスマホゲームで遊んで就寝。
深夜2:00頃 痛みで目が覚める。いけないんだけど、再びパンシロンを飲む。
~朝まで 痛みで目覚めては少し眠るを繰り返す
翌朝7:00頃 痛みは控えめになり、普段通り出勤
お店のから揚げか、おうちのから揚げかの違いはあれど、どちらの日も「鶏のから揚げ」を食べていた。
もう鶏のから揚げが犯人としか思えない。
「油っこいものを食べてしんどくなるなんて、年だなぁ~」としか思っていなかった。
アホだ。アホすぎる。
その時の自分に「さっさと病院で診てもらいなさい」と言いたい。
胆石経験者の同僚の経験談
無事「胆石アリ、手術シマス」の診断が下ったのち。
同じく胆石手術をした同僚が言ってました。
「揚げ物と冷たい飲み物を一緒に食べるとスゲェ痛いんよ」
あぁ…‥。
まさにそれだ、腹痛が襲ってきた夜、どちらも夕食に”鶏のから揚げ”を食べている。
さらに、ラーメン屋さんでは、なぜかのどが渇き、コップ何杯も氷の入った水をおかわりした。
おうちで鶏のから揚げを食べたときにも、今年初めてクーラーをつけるくらい暑かったので冷たいものをたくさん飲んだ。
鶏のから揚げも冷たいお水も、何の罪もないのに悪者みたいに言ってごめんなさい。悪いのは私の胆石です。
胆のうを摘出するまでは、おいしいものはおあずけです。
急激な腹痛の原因は胆石だった
数日前、私の体調に異変が起きました。
夜の腹痛。
動けなくなるくらいの激痛。
3日前にも同じような痛みがあり、前回も今回も、翌朝には動けるくらいに痛みは治まっていた。
なんだか同じような痛みが、2回続いたのでとうとう病院に行くことを決意しました。
すごい病気が見つかるんじゃないかと……、ちょっと診察って恐怖ですよね。
5年ぶりに近所の総合病院で診察を受けると「胆石」が見つかりました。
エコー写真にコロンと、本当に石ころみたいなカタマリが写っていました。
ぐぐると、胆石にもいろいろ種類があるようです。
細かな砂利がたくさんあるタイプや、小石の様に大きくまとまるタイプ。
私の胆石は、1個にまとまるタイプだったようです。
エコー写真の片隅に、サイズは2.5mmと書かれていました。
1個にまとまるがゆえ、内臓を移動することもなく、今まで静かに胆のうに居座っていらっしゃったようです。
まだ、摘出手術を受けていないのですが、診察を受けるまで、自分に「胆石」があるなんて思っていなかったのです。
異変を感じたら医師の診察を受けましょう
胃潰瘍と胆石の痛みの違いをまとめてみましたが、あくまでも私個人の感覚ですので、異変を感じたら医師の診察を受けることをおすすめします。
今回、思い切って病院に行っていなかったら、胆石は見つかっていなかったのですから。
私の石ころがたまたま、数日ほおっておいてもいいタイプだったため、診察を受けた後も帰宅し、食べ物にさえ注意すれば、摘出手術までは、普段通りの生活が出来るようです。
しかし、 胆石には、管をふさいでしまい、胆のうが腐ってしまうこともあるようです。自分の臓器がお腹の中で腐っていく……。と考えただけでも、気持ち悪いし怖いで すね。もし、その痛みだったとしたら、私の様に一度お家に帰ってゆくり入院の予定を立ててる暇なんてありません。
すぐに病院で処置してもらった方がいいです。
仕事が休めない、胃カメラが怖いなどと、言っている場合じゃありませんよ。
早い方が早く治りますし、ひどくなれば仕事も休まざるを得ません。辛い思いをする前に、体の異変と向き合っていきましょう。