先日胆石が見つかりました。コンニチハ。
入院手術の日程が決まるまで、これといった指示もなく。
「おなかに石ころがある事に気づいた」以外は、いたって通常通り朝起きて出勤し、お仕事をして帰宅する。
「気になるのは治療費どれくらいかなぁ~」
入院手術の日程が決定しても、日常をこなしながら、少しずつ入院の準備を進めていくといった、いつもと変わりない1週間でした。
『万一、腹痛が治まらなかったら救急で来てください』との指示があったが、幸いにも、救急車を呼ぶほどの痛みに襲われることもなく、入院初日を迎えられそうです。
「やはり、気になるのは治療費どれくらいかなぁ~??」
入院するまでに、気になる入院治療や医療費について、 いろいろ調べていくうちに、 まじめに働いて備えておくと良いこともあるんだなぁ~と逆に安心に変わりました。
一般的な治療費や自分の保険などを調べた結果をまとめてみました。
保険制度はなかなか素人には解りにくいシステムですので、後日いくら保険金が出たか、いくら支払ったかなどをまとめたいとは思っていますが、とりあえず入院までに調べたことをまとめてみます。
入院と聞いた日に、知りもしない治療費にとりあえず恐れをなした
エコー検査で胆石が見つかった時、内科の先生が言いました、 「だいたい5日ほどで済みますよ」と、言われた。
私「5日ですかぁ・・・えっ、まさか入院ですか!?」
内科の先生「入院です。外科の先生と相談してみましょう~」
「あと、気になる胃も内視鏡の予約を取りましょうねぇ~」
ここまで言われてはじめて、手術で胆石を取り出すことと、入院することが頭に入ってきました。
検査で見つかった直後でも、入院するとは思っていなかった。
最近の医療はすごいから、24mmくらいの胆石くらい外来でなんとかなるのではないかと?
勝手に思ってましたが、どうやら違うようです。
胃潰瘍が、外来の投薬治療だけで治ったので、そのくらいの治療で済むと勝手に思ってしまっていました。
そんな私がうずうず気になるのが、やはり治療費。
とりあえず、いろんな検査の待合時間に 手持ちのスマホでぐぐったよ
「胆石」「手術」「腹腔鏡」「胆嚢摘出」「入院」「費用」などのキーワードを組み合わせて、知りたい情報を知ろうとしたのです。
ググった結果、胆石を取り出す入院手術費はだいたい15~25万円前後
病状は人それぞれだし、治療も人それぞれなので、なかなかハッキリいくら?を掲載しているところは見つからなかったのですが、私が調べた結果をまとめると……
順調に治療が進んだとして
入院日数:5日~7日。
入院治療費:150,000円~250,000円前後 ※3割負担の場合
治療費とは別にかかるものとして、食事とかシーツ代とか???
病院によって様々なようです。
まぁ5日ほどなので、この差は微々でしょう。
便利な時代になったものです。
このようなわかりにくそうな情報をざざーっとインターネットで調べればすぐに解るんですからね。
費用のかからない大部屋予定ですし。
30万くらいあれば、おつりが来そうだ。良し。
と、とりあえず我が家の家計でなんとかなりそうな事が解り、ひと安心しました。
後述しますが、年末調整で高額医療費が返ってくることも知ってましたし、このときは、ひとまず支払う現金 があれば良いと思っていました。
次に自分が入っている保険を調べてみた
実はこんなにも早く入院するなんてことが、自分の身に起きるなんてサラサラ思ってなかったんですよ。
そんなもしもに備えるのが保険。
私が入っている保険は2種類。
・アフラックのがん保険
・郵便局のかんぽ保険
たくさん保険に入れば万が一も安心ですが、保険料もばかになりませんし。
我が家の財政を圧迫していては何も意味もないと思い2つだけ加入しています。
2人に1人と言われるガンに、どうせ私もなるだろう予想でガン保険(アフラック)
と
ガンとその他の病気やけがに対応する保険(かんぽ)
どうやら我が家は胃がんの家系なので、アフラックはガンに特価した割り切り掛け捨てタイプの保険です。
一方、日本郵便のかんぽ保険は、
・そろそろ県民共済だけでは不安かな?
・60歳くらいで1回ボーナスほしいなぁ
ということもあって、ほぼ掛け捨て型の県民共済に代わって始めた積立タイプの保険です。
詳しく書くと毎月引き落とされる金額が保険分と貯蓄分と分かれている。(のだと思う。)
アフラックの場合
アフラックのがん保険に加入したのは29歳の時でした。
きっかけは、父親のガン。
偉大なる私の母は、きっちりがん保険に加入し、見事に治療費をまかないました。こういったことでもないと、人間危機感沸かないんですよね。
そんなこんなで、元気なうちに加入していた「アフラックのがん保険」。
ガン特化型の保険だと、思い込んでしまっていたのですが……。
よくよく契約書類を見直すと……、なんと!!
私、医療特約付けてました。
ガン以外の入院手術でも多少保険が出るようです。
手術のたとえばの例に「胆石」ありました!術式によって支給額も違うようです。
どうやら、今回の胆嚢摘出でも保険料出そうです。
入院1日5,000円くらいの保険料も出そうです。
オプション付けてて良かった、医療保険特約
29歳当時の私よ、ナイスな特約チョイスだ!天才だ!と、言ってあげたい。
実は、今病室でこの記事を書いています。
腹腔鏡による胆嚢摘出術 入院4日目(手術から3日目)ってこんなに元気です。
あれ?もしかして、家を買ったときの火災保険や自動車保険にも、念のためのオプションつけてないかな?などと、思ってしまったので、帰宅してから調べてみようと思います。
日本郵便のかんぽ保険の場合
こちらは、ガンとがん以外の病気やけがの補償もあるタイプです。
そろそろ年だなぁと思い始めた30代半ばに加入しました。
胆嚢摘出手術で保険でます。
入院1日6,000円ほど支給されます。
実はこの保険、胆石が見つかる前の月に、支払いを滞らせてしまい復活手続きをとったばかりでした。引き落とし口座の通帳磁器が読み取ってくれなくなり、ついつい窓口に行かなかったせいなのですが、あぶないところでしたよ。
高額医療費は確定申告で控除できるのは知っていたが……?
シングルマザーといえど、娘はもう成人していますので、健康保険のたぐいも、ただのシングル(お一人様)扱いでして、医療費の自己負担額は普通の方と同じ3割です。
1年で10万円以上の医療費がかかっていれば、確定申告や年末調整で控除対象になる。
ということは、おぼろげに知っていました。
で、今回の胆嚢摘出手術は、人生ではじめてその対象になる日が来たんじゃないかと、ワクワクしていたのです。
よくよく調べてみると、どうやら私は対象外かも?
医療費控除額の計算方法
国税局の医療費控除のページ
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/04_1.htm
には、こう記載があります。
〔その年中に支払った医療費〕-〔保険金などで補填される金額〕-〔10万円又は所得金額の5%(どちらか少ない額)〕=〔医療費控除額(最高200万円)〕
おやおや・・・・?
〔保険金などで補填される金額〕
〔保険金などで補填される金額〕
〔保険金などで補填される金額〕
これ差し引かれるのか……。
私の場合は2つの医療保険に入り、2つの保険で今回の入院治療費が完全に補填できそうなんですよね。
毎年年末調整で保険料控除して、便利に使わせていただいていたにせよ。
まぁいたしかたないとはいえ、なんだかガックリです。
ここを読む限り控除対象にはならないみたい。
念のために12月頃に経理担当に、ダメ元で聞いてみようかなぁと思います。
入院まで時間があるなら 限度額適用認定証 を申請してみよう
今まで病気をしたことなかったので、入院と言えば急なものかと思い込んでいましたが。私の胆石は腹痛から入院までがおよそ2週間。入院まで意外と準備時間が割けます。
症状にもよるのでしょうが、盲腸のような緊急入院が必要なかったのは、幸いです。
家のことを片付けたり、仕事を休む間のだんどりや手配、入院の準備を進めることができました。
限度額適用認定証 で窓口での支払いを押さえる
高額医療などで、トータル的には差し引きは代わらないのでしょうが、とりあえずの退院時に支払う治療費を、収入に応じて限度分だけ支払えばいいようになるスーパー認定証です。
だいたい私クラスで稼いでいる普通のサラリーマンの方なら、1ヶ月に支払う医療費が、8万円あたりか5万円あたりの支払いで済みます。
協会けんぽのサイトに詳しくのってます
たった1枚の申請書を書いて
郵送するだけで
数日後に認定証が自宅に届きました。
たったそれだけ。
しかも協会けんぽのサイトがわかりやすい。
胆石が解って数日後にこのことを知ったので、すぐ申請しました。
ぎりぎりで間に合わないかも?と不安でしたが、入院1日目に自宅に届くというミラクル。
朝一の入院の際に提出した通常の保険証と 限度額適用認定証 を、早速、差し替えてもらいました。
支払日までに、届いていれば良いようです。
限度額適用認定証 は、優しい担当さんがたまたま居たら、会社に頼んでもやってくれるようですが、本来は自分で申請するもののようです。
医療費が高額になりそうなとき 限度額適用認定証 の作り方
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151
※社会保険担当のお役所がやることなので、3月4月などの会社員の増減が激しい時期にかかると、 限度額適用認定証 が届くまでに2~3週間かかるようです。
入院直前に病院から聞きました
全ての診察や術前検査が終了した後、とても気さくな看護師さんから、入院に際して必要なものの説明がありました。
パジャマやタオル、おはしやコップなどの必需品から、手術後に必要な腹巻きとか、の持ち物。
当日までに署名捺印してくる書類。などとあわせて、限度額適用認定証についての説明がありました。
親切な病院は説明をしてくれるものなのかもしれません。
私は、それよりも数日前に申請をしたので、入院日に間に合わせることができました。
クレジットカードで支払うことにした
入院手術費って結構大金だよねぇ~
自分が病弱なのに、大部屋に現金を持っておくのも怖いなぁ~
と思い、退院の日に家族に現金を持ってきてもらうことも考えたのですが……。
クレジットカードが使える病院だった。
もうね、全身麻酔で眠ってる間に現金泥棒されちゃう恐怖に比べたら安心すぎてこれ以外の選択肢はなくなりました。
ポイントもついてお得だしね!